Next.js インテグレーション: useLocale フックのドキュメント for next-intlayer
このセクションでは、next-intlayer ライブラリ内での Next.js アプリケーション向けに特化した useLocale フックの詳細なドキュメントを提供します。ロケールの変更とルーティングを効率的に処理するために設計されています。
Next.js での useLocale のインポート
Next.js アプリケーションで useLocale フックを利用するために、次のようにインポートします。
javascript
import { useLocale } from "next-intlayer"; // Next.js でロケールとルーティングを管理するために使用されます
使用方法
Next.js コンポーネント内で useLocale フックを実装する方法は次のとおりです。
src/components/LocaleSwitcher.tsx
"use client";import type { FC } from "react";import { Locales } from "intlayer";import { useLocale } from "next-intlayer";const LocaleSwitcher: FC = () => { const { locale, defaultLocale, availableLocales, setLocale } = useLocale(); return ( <div> <h1>現在のロケール: {locale}</h1> <p>デフォルトロケール: {defaultLocale}</p> <select value={locale} onChange={(e) => setLocale(e.target.value)}> {availableLocales.map((loc) => ( <option key={loc} value={loc}> {loc} </option> ))} </select> </div> );};
パラメータと戻り値
useLocale フックを呼び出すと、以下のプロパティを含むオブジェクトが返されます。
- locale: React コンテキストで設定された現在のロケール。
- defaultLocale: 設定で定義された主要なロケール。
- availableLocales: 設定で定義されたすべての利用可能なロケールのリスト。
- setLocale: アプリケーションのロケールを変更し、URLを更新するための関数。設定に基づいてパスにロケールを追加するかどうかの接頭辞ルールを処理します。next/navigation の useRouter を利用して、push や refresh などのナビゲーション機能を使用します。
- pathWithoutLocale: ロケールなしのパスを返す計算プロパティ。URLを比較するのに便利です。例えば、現在のロケールが fr で、URL が fr/my_path の場合、ロケールのないパスは /my_path です。next/navigation の usePathname を利用して現在のパスを取得します。
結論
next-intlayer の useLocale フックは、Next.js アプリケーションでロケールを管理するための重要なツールです。ロケールの保存、状態管理、URLの変更をシームレスに処理し、複数のロケールに適応する統合アプローチを提供します。
このドキュメントを改善するアイデアがある場合は、GitHubでプルリクエストを送信することで自由に貢献してください。
ドキュメントへのGitHubリンク